DjVu 画像圧縮フォーマット
最近、興味深い画像圧縮形式を知りました。 JPEG と比較して半分以下のサイズになります。 画像、背景、テキストを分けて圧縮できる機能もあります。 AT&T 研究所で開発されたもので、 インターネット配信には最適というふれこみ。確かにそういう気がします。
LizardTech (jp) 社が大御所。ブラウザで見るには無償の plug-in があります。Mac や linux 版もあります。
また DjVu はオープンフォーマットということで、 djvulibre サイトでライブラリがソースコードと共に公開されています (商用と比べれば若干性能は落ちるらしい)。 Vine 用に djvulibre-3.5.14 の rpm を作りました (注: qt, libtiff, libjpeg など必要なので、もし無ければ apt-get してください)。 インストールすれば、mozilla 用プラグインも使えます。
DjVu はフランス語の déjàvu が語源。既視感、 「あぁこの場面は昔から知ってた」なんてことありますよね。 ちょっと不思議な感じ。
画像をクリックすると、DjVu プラグインが立ち上がります。 表示画像はそのショットを jpeg にしてあります。 クリックしても何も起きませんので悪しからず。
マウスを移動したり、[CNTL] キーを押しながらマウスを移動すると、 いろいろ楽しめます。 上の絵は linux の場合で、 一番下のコントロールボタンは、マウスを一番下にもっていくと現れます。 Windows の場合は最初から上の方にコントロールメニュが現れます。 Mac は試してません。