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Linux で Bonanza (ボナンザ) 象歩ブログ 蛹から蝶になりました
25 July 2005

また、衝動買いの無線LANスティック

BUFFALO WLI-U2-KG54 (Air Station G54)
Linux  

ひと月程前に購入した無線LANアダプタがやっと開通しました。 結構条件が厳しいです。

ドライバは下記のものが見付かりました。

  • 本家 RALINK の rt2500usb
  • bsd から移植された ural-linux
  • SourceFoge の rt2570
  • ただ上の二つは接続できないし、テスト中に頻繁にカーネルパニックが発生します。 rt2570 は rt2500usb をベースに開発が進んでる様子ですが、これも使えない状況でした。 試したドライバのソース RPM は、 ダウンロード に置いてあります。

    今日 cvs 20050725 版を試してみたところ、初めて継ったので、記念に書いて置きます。 環境は VineLinux (Seed) kernel-2.6.12 です。


    まずドライバをインストールします。 rt2570 の最新版は ここ から rt2570-CVS を頂いて来ました。 これを展開して手順通りにインストールするのが素直ですが、 Vine の方は SRPM をリビルドしてインストールすることもできます。

    $ rpm --rebuild rt2570-1.0.0-uvl0.0725.src.rpm
    $ cd ~/rpm/RPMS/i386
    $ su
    # rpm -ivh rt2570-1.0.0-uvl0.0725.i386.rpm
    

    ドライバ組込

    /lib/modules/%{kernel-version}/net/rt2570.ko がインストールされているはずです。 このモジュールを組み込みます。 なお作業中は murasaki を止めて置いたほうが間違いがないと思います。 rausb0 として認識されることを確認します。

    $ su -
    # modprobe uhci
    # modprobe rt2570
    idVendor = 0x411, idProduct = 0x66
    INIT bRadio=1
    # /sbin/iwconfig rausb0
    rausb0    RT2500USB WLAN  ESSID:""
              Mode:Managed  Frequency=2.412 GHz
              RTS thr:off   Fragment thr:off
              Encryption key:off
              Link Quality=0  Signal level:0  Noise level:0
              Rx invalid nwid:0  Rx invalid crypt:0  Rx invalid frag:0
              Tx excessive retries:0  Invalid misc:0   Missed beacon:0
    

    立ち上げ

    rausb0 を、仮に固定の IP アドレス 192.168.1.101 で立ち上げます。 (うちでは DHCP での接続はまだうまくいってません)

    # /sbin/ifconfig rausb0 up 192.168.1.101
    RT25usb Driver version 1.0.0
    # /sbin/ifconfig rausb0
    rausb0    Link encap:Ethernet  HWaddr 00:0D:0B:**:**:**
              inet addr:192.168.1.101  Bcast:192.168.1.255  Mask:255.255.255.0
              inet6 addr: ###::###:###:###:###/64 Scope:Link
              UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
              RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
              TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
              collisions:0 txqueuelen:1000
              RX bytes:801 (801.0 b)  TX bytes:9360 (9.1 Kb)
    

    接続する

    ESSID と WEP キーを指定します。 iwlist でアクセスポイントを検索した後に継るようです。 ping でも打って確認します。

    # /sbin/iwconfig rausb0 essid 000D0BXXXXXX
    # /sbin/iwconfig key [1] "s:xxxxx"
    # /usr/sbin/iwlist rausb0 ap
    rausb0    Peers/Access-Points in range:
      00:0D:0B:3D:0E:E7 : Quality=82/70  Signal level=-54 dBm  Noise level=-136 dBm
    # /sbin/iwconfig rausb0
    rausb0    RT2500USB WLAN  ESSID:"000D0BXXXXXX"
              Mode:Managed  Frequency=2.462 GHz  Access Point: 00:0D:0B:XX:XX:XX
              Bit Rate=54 Mb/s
              RTS thr:off   Fragment thr:off
              Encryption key:xxxx-xxxx-xx
              Link Quality=0/70  Signal level:-176 dBm  Noise level:-256 dBm
              Rx invalid nwid:0  Rx invalid crypt:0  Rx invalid frag:0
              Tx excessive retries:0  Invalid misc:0   Missed beacon:0
    

    課題

    • DHCP での接続ができない
    • アクセスポイントの ESSID 取得を any にすると継らない
    • まだスクリプトを使った自動起動、停止ができない
    • 転送速度が 10Base 並
    • 不安定

    まだいろいろ問題がありますが、正式リリースを気長に待ちます。

    Comments
    Re: また、衝動買いの無線LANスティック

    http://ndiswrapper.sourceforge.net、ndiswrapperをダウンロードして、winXPに向けてのドライバファイルのxxx.infとxxx.sysを同じでLINUX側フォルダに置いて、ndiswrapperでそんなドライバに関するファイルをロードして、#modprobe ndiswrapperで、/etc/sysconfig/network-scriptsフォルダの中にifcfg-wlan0 Configファイルを自分のネット状態により、dhcp, dns, mac addressそのまま、書き込んで、system-config-network コマンドでアダプターのwlan0を正常に配置しました。

    Posted by: yangguo_2003 at December 16,2006 22:56
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